リバースさんのスーパーカブ
スーパーカブ50 スタンダード

私的には「走り」「見ため」「シンプルさ」を足して3で割ったようなイメージです。

前から見ると、昭和40~50年代に流行ったオフロード車のようなイメージに対して
リアのシルエットは「シンプルなカブ」と言った印象ですかね?

今風なアルミのハンドルですが、色がガンメタなので雰囲気を崩す事無くかつ、しっかりしたハンドリングに一役買っています。

エンジンは、JUN製105cc&BVヘッド、強化クラッチ。ミッションはタケガワ製カブ用5速Sツーリング。
キャブはヨシムラ TM24MJNにミズモトマフラー。レスポンス、加速、パワフルさすべてにおいて余裕の走りを見せてくれます。

フロントがCL用なので車高合わせのために、リアショック下にスペーサーを装着。
車高が上がり過ぎると弊害が出ますが、限度内だと倒しこみが軽くなるのと、ステップをすらなくなる分コーナーで心の余裕が生まれます。

フロントフォークからメインフレームにかけては、
エンジンの馬力に対しての剛性が見ため的に心細く感じますが、そんな事はありません。

いつもはある程度のイメージを最初に頭に思い浮かべてから作って行くのですが、
今回に限って作業の途中で思いついた事を試しながらの結果、この状態に落ち着きました。
特にフロントフェンダーは、破損が原因で思いついたのが「アップフェンダー」。この車輛の大きな特徴のひとつになったと思います。