スーパーカブ110(JA44)のカスタムバリエーション

スーパーカブ110のカスタムの一例として

スーパーカブ50(AA09)での同形状へのカスタムも可能です。

最近、問合せがある「アメリカン」風のカスタム。今回はそれをJA44で、どれだけ表現出来るか試してみました。
本来、レッグを外すのは個人的には好きではありませんが、
スッキリ感を出せればと思い今回は、フレームカバータイプに変更。
それと、重ったるいテールライト(ウィンカー)も思い切って変更する事で、シルエットはかなりスッキリしました。

ハンドル周り(スイッチ関係)も、「不要!!」と思った物は出来る限り取り付けない・・・
と言う事で、(保安基準上)必要最低限の装備。お蔭である意味殺風景な見た目に・・・

メーターは、当初見やすさを考えて、ハンドル部分に取り付けを試みましたが、
イマイチ気に入らない・・・なので、ここへ移設。
アナログタイプのメーターなら、ハンドル近くへの取り付けでも(見た目的に)良かったのですが、
このメーターなら表示ランプもまとめられるので、結果的に良かったです。
電気式メーターの取り付けの自由度がこう言った所で有難く感じます。

リア周りは、14インチ化&ショートタイプのショックに交換。
車高が6cm以上下がり、見た目が一気に変わりました。リジットサスではないので、乗り心地も苦になりません。
シートはJA44用のダブルシートだとシックリ感が無かったので、キャブレター車時代のカブ用を加工して取り付け。

JA44タイプのカブで、丸くなりクラシカルな雰囲気になったリアフェンダー。
フェンダー自体の形状が好きで、出来る限りノーマルを残したいと考えておりました。
ただ、ノーマルテールランプの大きさがシックリこない・・・と言う事で、
今回新たな試み(その1)であるテールライト関係の変更。
この形状自体ひとつの例として、試したモノですが配置や形状のアレンジも可能なので、色々と試してみたいです。

スーパーカブ110(JA07)が発売されてから、ずっと考えていたFフェンダーの変更。
ここまですると、ノーマルのフェンダーだとかなり重く見えてしまいます。
なので、今回新たな試み(その2)であるFフェンダーの変更。堅い頭を柔軟にして取り付けた結果です。
ハンドル周りのスッキリ化と合わせてイメージがかなり変わりました。

今回のカスタムは、今まで旧タイプのカブでやってきた事を応用して出来た車輛です。
なので、JA07、JA10でも、アレンジが可能。インジェクション110ユーザーでイメージチェンジを考えられている方にも、
カスタムの一つの方向性として参考になればと思います。
スーパーカブのカスタムと言えば、キャブレター車時代の旧車がメインと思われがちですが、
その気になればJA07以降のカブでもここまでできると言う事です!!