CTもどき
リトルカブ

普段、個人的に乗っていた「MDもどき」を、今回リフレッシュしました。
理由は、車格が小さすぎて長時間の走行だと少し窮屈に感じた事。
それと、普段乗っていて、フロントキャリアの重さがやや気になり、
外すとどんな感じになるのか?と常日頃考えていた事が今回のリニューアルの後押しをしました。

前後のシルエットは、メーター以外は今回のテーマ「CT110」のイメージそのままになったんじゃないかと思います。
フロントフェンダーは、本家のCTとは取り付け方が違いますが、そこは私の好みを押し通します。

今回、「CTもどき」と言う名前をつけるきっかけになったのがこのマフラー。個人的には今回のカスタムの目玉だと思っております。
それと、タイヤが14から17インチ(+タイヤのハイトアップ)に変更の関係で車高は大幅アップ。
結果的に、メインスタンドはリトルカブのノーマルを9cm程延長。
ただ、タイヤの径が大きくなって、フレームとのバランスがやや不釣り合いに・・・
左のリアショック後方には、1リッターのサブタンクを装着。簡単に取り外しが出来るので、いざと言う時の精神的余裕につながります。

メーターとハンドルは、余っていたクロスカブの物を流用。メーターが少し不細工な印象ですが、見やすさは良好。
ハンドルは、そのままだと広過ぎたので両サイドを少しカット。ハンドル内のウェイトも勿論装着しているので、振動は少なく快適です。
今やツーリングには不可欠なナビホルダーと、電源取り出し用のソケットは必須アイテム。

エンジンは今回、90ccノーマル排気量(85cc)から定番の純正流用で97ccへ排気量アップ。
積載時に感じた非力感対策です。エキパイが長くなった事も、トルクアップにつながり見た目と実用性が両立してくれました。

ヘッドライトも、クロスカブの余剰部品と取り付け。今どきのヘッドライトは明るくて重宝します。
それとフロントキャリアはCT110用をそのまま取り付け。
ヘッドライト上の空間を積載スペースに使用出来るのが、有り難いんです。

以前、「キャンプツーリングをより快適に」をコンセプトに製作した「MDもどき」。形や、使い勝手に不満は全くありませんでした。
ただ、普段使いだとキャンプツーリング重視の車体では、少し重装備過ぎたのも実感しておりその辺りが今回、変更の要因にもなっています。
そこでこの車輛をベースに、少しの変更でキャンプツーリング向けの重装備仕様へと、簡単に変更出来るような「1台で2度美味しい」をコンセプトに、
只今頭の中は妄想でいっぱいです。今後、その辺りの重装備仕様も紹介出来ればと思っています。