クロスカブのカスタムバリエーション(オンロードバージョン)

舗装路のワインディングを楽しく、よりクイックに。

特にフロント周りを中心にアレンジしてみました。

リア周りは、モトブランオリジナルのリアフェンダーに変更しているぐらいで特にオフバージョンとの変更点は無いですが、
フロントはタイヤサイズとヘッドライト、メーター周りを変更。

フルノーマルのクロスカブと見比べても、よりロードっぽいイメージになったと思います。

フロントタイヤは、ノーマルの2.75-17~2.50-17へとサイズダウン。
これによりタイヤの外径が小さくかつ、細くする事でフロントの切れ込み感が増してクイックなハンドリングに。
写真の車輛は、一般的なタイヤパターンですが、BSのバトラックスに交換すれば更にグリップ感が増して良いのでは?
タイヤの小径化に合わせて、フロントフェンダーを低く取付け直してクリアランスを詰め、
更にオフっぽく長いフェンダーを短く加工。見た目も軽くなりました。

今回、外観で一番の変更点はヘッドライト。
オフロードとしてのヘッドライトガードはアクセントとして非常に良いですが、
ロードなイメージには・・・なので、ガード部分はカット。色も黒く塗装する事で、主張しすぎずにまとまります。
ヘッドライト本体はノーマルだとやや大きいので、少し小振りなタイプへと変更。
ただ、ノーマルライトの明るさを考えると、好みでチョイスするのも良いと思います。

メーター周りは今回、オーソドックスな針のタイプをチョイス。
今風のデジタル一体型の場合、表示ランプ等の機能もよりスッキリ感が出ますが、ここは好みでチョイスと言うのも良いのでは?
アナログな針のタイプではありますが、電気式メーターはタイヤ外径の変更にも速度補正が可能なので、
今回の変更には必須です。今回の変更に伴い表示ランプはステーを作り、
取り付けました(表示はニュートラル、インジェクション警告灯、ウィンカーランプ)。
マフラーは、モリワキのメガホン。リアタイヤもフロントに合わせ、よりオンロードタイプの物に変更。
フロントと合わせ、これがノーマルの乗り味から大きく変わり、軽快感が増してくれます。

「本来スクランブラー的要素の強いクロスカブをなぜ?」と思われるかも知れませんが、
クロスカブこそ可能性があると思い、アレンジしてみました。
事実、クロスカブ特有の落ち着いた乗り味からよりクイック感が増し、ワインディングで程良く楽しむ事の出来る車輛に仕上がったと思います。
それと、今どきのデジタルな雰囲気から、少しレトロチックな見た目にもしてみたかったと言うのも、今回のテーマとして付け加えておきます。
オフバージョンも含めて、可能性はまだまだあるんじゃないでしょうか?